ある日
廊下を走っていたA君と
反対から走ってきたB君が
出会い頭にごっつんこ。
A君のおでこには 大きなたんこぶができ
B君はひざをすりむいてしまいました。
廊下は走らない
何度も伝えているお約束です。
「いつも『廊下をはしってはいけません』って先生お話してるよね?
どうして 走ってはいけないんだっけ?」
「ぶつかって けがするから!!」
「そうだよね。でもなかなか守れなくて
走ってたお友達が ぶつかってけがしちゃんたんだって。
どうしたら廊下を走らなくなるかなぁ?」
「う~ん・・・」
年長ばら組のお部屋で子ども会議を開きました。
「ポスターとかかいてさぁ 貼ったらいいんじゃない?」
「いいね!!」
「廊下に線ひけば こっちを歩く!って分かるかも!」
「いいんじゃない!!」
「さくら組とゆり組に行ってさ 教えてあげようよ」
「いいね!いいね!」
さっそく手分けをして準備し
さくら組とゆり組のお部屋にも行って説明しました。
いまのところ
効果はあらわれているようです。
効果がなくなった時はまた こども会議開催です。
みんなで話し合って 答えを探す。
自分達で考える その過程がとても大切なのだと思います。
廊下を走ると けがをします。
だから 廊下を走ってはいけません。
ひとり一人がきちんと考えること。
そういう時間を 大切にしていきたいと思います。